第1巻で脇を固めてくれた天道さんにスポットが当たって良かった

第1巻でカップル誕生してきれいにまとまったところからの第2巻です。
いきなり新キャラ登場で波乱の幕開けですが、
それができるのも主人公とヒロインの絆の固さがあってのこと。
第1巻からの伏線回収なので違和感はありません。
きれいに話が転がっていくので楽しく二人のいちゃつきを見守れます。

それから第1巻ではこの絆づくりに回りががんばる構図でしたが、
第2巻ではなぜ頑張ったかも描かれます。
結構これは友情とかいじめとか重い話のはずですし、
この作者らしい荒い線での緊迫感が迫ってきます。
もちろん、
ちゃんと落ち着くしむしろヒロインの声が心の中にこだまするようで爽快です。
ちなみにこの時、
脳内では植田佳奈さんの声で再生されました。
まあ、
前日にFATE UBWを見たせいですけどね。

ともかく、
新キャラのクリスと第1巻で脇を固めてくれた天道さんにスポットが当たって良かった、
という一冊です。