東京の見え方が変わります
川本さんの「東京」にこだわったエッセイ集です。
いまの東京を歩きながら、
そこに昔日の風景を透かし見てゆく。
これぞ、
川本さんならではの記述……と思ってはいけません。
われわれも歩きましょう。
追体験するのです。
本書を手にしたのは今月のはじめごろでしたが、
その後の土日はすべて鞄に入れて、
ちょくちょく覗きながら歩き回りました。
残影は確実にあります。
銀座に行けば画廊。
小説ではなく映画の『結婚の生態』(1941)の原節子と夏川大二郎の出会いを思い出す画廊は、
裏通りにたくさんあります。
最近の光景にも言及されています。
『耳をすませば』は京王線聖蹟桜ヶ丘駅が舞台になっていると知れば、
ただの新興都市の光景がちがって見えてきます(駅前に案内板もありますが)。
歩くのがシンドイならば、
居酒屋はどうでしょう。
モラスキーさんの著書から敷衍した居酒屋文化の考察もあります。
大衆食堂論も入っています。
川本さんが隠れ家にしていた新宿の大衆食堂で、
いわば「大衆派詩人」の井川博年さんと、
川本さんがばったり遭遇した描写も。
劇的な光景です。
その場に、
立ち会いたかった! この本で価値観が変わるとか、
大仰なことをいうつもりはありません。
ただ、
東京にずっと暮らしている人たちは、
ためしに数頁をめくって読んでみてください。
何の気なしにすごしていた自分の街から、
近過去が立ち上ってきます。
すくなくとも、
わたしはそうでした。
とくに東京が嫌いになりかかった人たちにおすすめの本です。
東京抒情

その他の感想

子供の頃の思い出の作品
問題なく使用中です。
エピソード7(決死の潜入)なぜだか目に汗が・・・
かっこいい!けどデカさが増す(笑)
頭でっかち
赤のバッグにしました
安物とは違う品質
面白かったと思います
付録目当てでしたが
文豪が、いっぱい!
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いろんな所に使えてほんとに便利
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納得の品でした。
まあまあよかったです
早めのエイジングケアー
COOL!
Buggles、初めて見ました!
これはちょっとなあ…
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定番品。
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安くてよい商品です。
初級とは言っても
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エリカ アンギャルの翻訳本のよう
人生変わるかも!?
初心者でもわかりやすい!
DSトレーナー18から進化しています。
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