我田引水の残念な一冊
Zuora創業者兼CEOのサブスクリプション・ビジネスモデルの解説本。
帯には”継続課金ビジネスの全貌と導入ガイド”と書いており期待感が高まる。
がしかし、
結論から言えば、
”残念な一冊”でした。


まずZuoraという会社を知らない(笑)。
そのうち説明されるのかと思いきや、
企業プロファイルは結局不明。
しょうがないと検索してみると、
2006年設立、
サブスクリプション型ビジネス導入に必要な機能をクラウドでサービスする企業。
米国では知名度があるようです。
FY19Q2の売上は約5800万ドル、
営業利益は約▲1200万ドル。
先行投資型ビジネスモデルの典型です。


本書では、
そうした経営環境下でのマインドセットやマネジメントが実務レベルで語られる、
のかと思いきや、
書かれていることは、
フツーのマーケティングや営業話。
ファイナンスということでサブスクリプション・エコノミーの損益計算書と称するものが掲載されてますが、
これまた当たり前のことが書かれています。


サブスクリプション・ビジネスについて多くの人が知りたいのは、
所有から使用への市場移行過程において、
どのような要件が揃えば投資判断に至るのか、
赤字が続くことへのマネジメントや将来収益をどう見立てるのか、
といったことかと。

米国では期待先行で資金調達しやすい、
株価が上がりやすい、
という背景がありますが、
日本においては上記イシューが非常に重要になってきます。


また本書では、
サブスクリプション化できない産業はない、
と言ってはばからないですが、
論点は”難しさが異なる”ということ。
旧来より製造業でも市場成熟化に伴い、
サービス化と言われる方向でさまざな試行錯誤をしてきた訳で、
コンテンツやソフトウエアサービスのデジタル化進展に伴うサブスクリプション化拡大と、
十把一絡げに語られても示唆には乏しい。

そして最大の問題は、
サブスクリプション・ビジネスの定義がちゃんとされないまま、
都合よくケースを語っていること。
大風呂敷感ありありの内容になっちゃってます。


もともと日本市場向けに書かれた内容ではないのでやむなし、
という点を差し引いても、
"自社のビジネス領域"であるサブスクリプション礼賛という我田引水感あふれる実に残念な一冊でした。
サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

その他の感想

ヌケサクの私には100点のキーボードです。
小さなお店が生き残るためのノウハウが詰まってます
本当にオシャレなコロコロ!
効果ある?
さすがシマノ
良いお取引ができました。
補聴器を常用しているので
沖縄に行くため家族分購入。
なんてことない普通のキッチンはさみ
前作「祝福の未来」のFDという感じです!
初期設定に注意
アンパンマンの存在感薄め
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上質な紙
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地球の天国化を切望し祈るフツーの(フツーが一番エライ)淡路のおばちゃんの渾身の力作
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The Knicks Killer
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