人生を変えた一冊
歌舞伎に興味が無かった本書を手にとったのは単に著者のファンだから。
成毛氏は他の著書でもゴルフと歌舞伎ついて「食わず嫌いは勿体無い」と述べていて「そこまで言うなら」と本書を手にとった次第。


結果、
ハマった。


著者の言う通り、
見物前に筋書を読んでネタバレしておく。
『かぶき手帖』を購入し、
役者家系を把握する。
イヤフォンガイドを借りる。
著者と揃いの双眼鏡を購入する等々。
「最初は内容が分からなくても、
雰囲気を楽しめれば」とも書いてあるが、
分かった方が断然面白いことに気づいたので事前準備はおさおさ怠らない。


第一、
歌舞伎座のチケットは高い。
4000円〜6000円で買える三階席は一般販売が始まる頃には売り切れているので、
歌舞伎を見物し始めて日が浅い私のようなファンは14,000円の二等か18,000円の一等で見物している。
貧乏性故に、
大枚を投じて「雰囲気を楽しむ」だけでは満足できない。


歌舞伎が上場企業の松竹独占ビジネスであり、
松竹が独力で利益を上げながら多くの人を魅了し続けていること。
人気役者を相次いで失っても残された役者たちが頑張り、
観客は彼らの成長を楽しみにまた歌舞伎座に足を運ぶ歌舞伎の永続性。


実際に見物し、
江戸時代の観客が観たものと変わらない演目を現代人の自分が観て普通に笑えて感動できる「江戸時代へのタイムスリップ感」を味わった時、
私の頭の中で著者が言う歌舞伎の継続性・永続性=何故長く愛されてきたのか、
が腹落ちた。


面白くないものがこんなに長くビジネスとして成立する筈が無いと言う道理。


著者は歌舞伎の本質は「変わらないこと」だと言う。
今年見物した演目を20年後にまた観ることは歌舞伎では普通のことだ。
そしてその舞台には20年前に観た父の子供が立っているかもしれない。
年齢を重ねた自分の目にその舞台はどう映るのか。
「変わらないこと」の意味を本当に知るのはその時だと思うが、
歌舞伎座に通い出して一年、
私の中では「もう一度見物したい演目」が既に幾つも有る。
ビジネスマンへの歌舞伎案内 (NHK出版新書)

その他の感想

韓国を知る
急場に間に合いました。
期待通り!!
ウエスト表示明確に
値段が安く最適
気がつくと
指揮者や演奏家の人間関係と時代背景を浮き彫りにした本です
比較したのはザンバランパミールとスカルパモンブランとネパールキューブ
百田とさくらの失楽園
スマイルフォーミー
確かにニオイの軽減効果はあります
咲き始めました
シリーズ最高傑作かも( ’ ▽ ` )
やっぱり速いですね
商品に満足です
YAMAHA [ ヤマハ ] YAMALUBE [ ヤマルーブプレミアム ] 10W-40 [ MA ] 部分合成油 [ 4L ]
とっても見やすいです
とても悲しいけど、でもまたクロエに出会えて良かった
死亡率2%
サイズぴったりでした
多難なスタートでしたが・・・今は快適
早い、安い、美味い
終始安定して面白いと思います
裾縛りが使いやすい
頑丈だ・・・これで、スリムなのか(笑)
古書販売における事前告知内容について
どんどん悪くなるシリーズ。
子供のやる気がでるかも
忘れがちな必須アイテム。
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