力を抜いてギターを学びたい人へ

セゴビアはクラシックギターの地位向上のため、
多くの弟子を大学教授にさせました。

著者ベンボルトもその一人ですが、
彼はギターを身近な楽器にしたいという信念があり、

タブ譜とＣＤを必ずつけるという教則本のスタイルを確立しました。


古いギターの先生ですと、
五線譜が読めないとダメとおっしゃる先生もいるかもしれませんが
ギターの五線譜の読み方は独特なので、
気軽にギターを弾きたい、
という趣味でやる人
(音楽家になる気は無い人）ならこのスタイルの教本の方がいいと言われました。

譜面をフレットに変換して理解する時間が省略されて、
上達が早くなるからだそうです。


私は通常の五線譜のカルカッシ教則本も購入し、
解説を読んだり、

（この本は練習曲に対する解説などはあまりありません）
五線譜読みで音程を追ったりもしています。

（タブ譜が載っているとそっちに目をとられてしまいますので…）

きちんと曲を理解するのには五線譜が良いのは当然ですが、
ギター初心者の練習には
タブ譜とＣＤの組み合わせは良いものだと実感しています。