「教える」ということは、学習者に行動や認知構造の変化が起こることである。
本書は、
行動主義、
認知主義、
動機付け、
メタ認知と、

教育心理学の中でも重要な概念を取り上げ、
こうした視点で、

アクティブラーニングや主体的・対話的で深い学びを考察する1冊である。

国語教師でありながら教育心理学も学んだから堀氏であるからこそ、
示唆に富んだものと言える。


例えば、
学習意欲を「初発の動機付け」ととらえている教師とそうでない教師とでは、

授業の仕方だけでなく、
そもそも教育観・学習観からして大きな違いがある。

動機付けにはいくつかの要素があり、

行動を始発させ、
目標に向かって維持・調整する過程・機能であるが、

後半の「行動や認知過程を維持、
調整する」要素を授業に盛り込まない限り、

前説芸人の前説芸に終わってしまう。


野口先生の授業(手だて)をまねるだけでは不十分であり、

そのねらいまで読みとって、
手だてを吟味、
検証することが授業力向上への1歩である。


本書を通じて最も重要なことは、

教師は学習者の視点で自らの実践や指導を振り返る(メタ認知する)ことができているだろうかということであろう。

指導には、
必ず「意図(ねらい)」があり、
それを実現するための「手だて」がある。

しかし、
教師は「手だて」が「意図」を実現したかどうかを検証することが不可欠であるが、

多くの教師がそれをしないままでいる。

補足だが、
これを教育心理学(インストラクショナルデザイン)では学習者検証の原則という。


ある「意図(ねらい)」が実現されたかどうかを、
常に検証しながら「手だて」を考えたり修正したりしない限り、

「意図(ねらい)」通りに実現したとは言えない。

ここでいう「意図」とは、
学習者に行動の変容や認知構造の変化が起こったかどうかである。

教える側は、
授業や指導という「手だて」によって学習者に行動の変容や認知構造の変化が起こったかどうかを、

常に検証しなければ、
それを教えたとは言えないのだ。

こうした学習者の変化という視点を教師が意識しない限り、
よくわかる学校現場の教育心理学 AL時代を切り拓く10講

その他の感想

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