恐らく3.5HDD＋アルファのディスクが使える最小の筐体です

極小筐体の中では背が高いモデルなので、
容積を生かした活用ができるかもと思って購入しました。


１．多ディスク運用
天板に3.5HDDが１枚か2.5HDDを２枚搭載できます。

加えて左右のスペースに丁度2.5HDDが１枚ずつぴったりと収まります。
（仕様外の運用なのでマウンタなどはありません）
ただし多ディスク運用を試みるとケーブルの取り回しに難儀したので、
3.5HDD＋2.5HDDの２ディスク構成に留めました。

今回はOSをLinuxにしたのでUSB起動にしましたが、
もしもWinで使うならば側面のHDDをSSDにした定番のSSD+HDD環境で構築したと思います。


２．高級クーラでなくても収納できる
極小筐体だと背の低いクーラが必要になりますが、
ニッチな製品なので高価なNoctua（性能はほどほど）か生産終了の小太刀くらいしか選択肢がありません。
（高さ35mm前後の製品で他に良いものを私は知りません）
一方で、
この筐体はそれなりの背丈があるので、
多少大きなクーラでも筐体内に納まるメリットがあります。

クーラは良いものを付けないとファンの音が気になりますので、
選択肢が増えて期待通りの嬉しさでした。


余談ですが組み方のコツを残しておきます。

０．ムリに力をかけるとケーブルをサンドイッチして潰したりするので絶対に力は入れません
１．狭い作業になるので仮組みを実施します
２．仮組みは側面のUSBをケーブルごと外してから実施した方が良いかもです（堅いので）
３．ケーブルの取り回しが決まったら前面スイッチの基盤を緩めましょう（本組みの際に干渉しやすいので）
４．仮組みできっちり筐体が閉じられる所まで確認できたら前面スイッチの基盤を固定しましょう
５．スイッチのボタンはポロッと外れるので必ず本組みの前に外れていないか確認しましょう

０番は基本なのでどの極小筐体でも気を付けることですが、
１～５番の特に３番はこの筐体特有の干渉ポイントでしたのでケアすることをお勧めします。


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