ドロップショルダー, オーバーサイズのコートの保管に買いましょう

最近は肩が大きいデザインの服が流行っていますが,
手持ちの普通サイズ ( 肩巾 40 台 ) のハンガーで保管してしまうと, 吊るしている間に弊害が発生します。

身頃に対して, ハンガー幅で左右に縦にシワが入るのです。


そもそもこういったアウターは体に対して大きく, またハンガーに対しても大きいため,
常に服が休まらない状態にあります。

その結果, 身頃に縦じわが刻まれ続け,買い立てはストンと美しかったコートも変に波打つようになります。

ハンガーはコートにとって寝具と同じと感じます。

合わないハンガーは快適でなく, コートを疲弊させます。


これを回避するためには, 大きい肩巾に合った大きいハンガーを購入する必要があります。

ハンガーサイズの目安は, 服の肩巾より 2 ~ 4 cm ぐらい小さい幅のものを選ぶことです。

大きすぎてはいけません。
今度はでっぱってしまい, その跡がついてしまいます。


市販品で安価なハンガーはこの 52cm サイズぐらいが限度ではないでしょうか。

そうなると, 気軽に買えるコートの肩の大きさは 56cm あたりが上限ということになります。

もしそれ以上大きい方のコートを所有したいとなれば,
コート付属のハンガーが無い限りは, 豪勢な作りの木製コートハンガーを誂えるか,
ウェットスーツハンガー, ドライスーツハンガーあたりを探すといいかもしれません。

いずれにしても 2 ~ 3,000 円のハンガーを買う必要が出てきます。

先を見据えて, かしこくお買い物したいですね。