選民？

　つくづく救いのない話になってしまいました。
「強く」て「正しい」者だけがＯＫで、
弱くて過ちを犯した者は救われない（というか救おうという発想がない）。
いや、
そんな小説があっていいんですけどね。
ただ、
このシリーズが始まった頃はそんなんじゃなかったから……。
秋音さんがいなくなったあたりからでしょうか。
暴走が始まったのは。
とうとう戻ってきませんでした。
（秋音さんは戻ってきたけれど。
）
　それにしても最終章には笑わせてもらいました。
（ここからちょっとネタバレ）
　え？ベストセラー作家？世界的な歌手？悩んでたら世界旅行に誘われたから何年も行ってきた？何じゃこりゃ？？？