チープだがアイデア商品

原理的には、
設定情報（メモリー）を保持するための待機電力を、
12Vバッテリーの代わりに電源供給するというだけの製品ですが、
バッテリー交換後に選局や音響設定を再設定する必要がないのは便利ですね。


類似の製品で、
バッテリー端子から電源供給するエーモン メモリーバックアップ 1686がありますが、
ワニ口クリップなので不用意に外れてしまう恐れがあることから、
値段は2倍以上違いますが本製品を選択。

ODB2コネクタが付いているクルマであれば、
ODB2コネクタは不用意に外れることはほぼ無いので、
本製品を選択した方が良いと思います。

が、
外観は非常にチープ、
なので機能以外を求めてはいけません。
ｗ

なお、
電池は新品を使用するようにとのこと記載がありますが、
基本的には複数回使用できると思います。

ただし、
使用する電池の性能に加えて、
ぶら下がっている電装製品（待機電力の量）にもよるので、
新品を推奨しているのでしょう。
（バックアップ電圧9Vを確保するために、
電池が6本必要なのはやむを得ませんね。
）
なお、
本来のアルカリ電池（1.5V）ではなくエネループのような充電式電池（1.2Vと電圧が低い）を使用したり、
駐車時にも動作するドライブレコーダー（電流消費が多い）が接続されていたりすると、
作業途中でも電池切れとなる可能性はありますので注意して下さい。

あと、
初めてバッテリー交換を行う人は、
＋と－をショートさせてヒューズを飛ばしてしまわないよう、
バッテリーの取り外し/取り付けの手順をよく読んで作業を進めましょう。
（これが一番重要！）

蛇足ですが、
今回、
うん十年ぶりにNDロードスターでのバッテリー交換に使用しましたが、
交換後、
マツコネの画面が映らないという症状が発生。