宮台社会学の集大成的一冊
日本を代表する社会学者である、
宮台真司氏の新刊です。


「あとがき」にもあるように、
本書は本来、
2009年度のベストセラーであった宮台氏の『日本の難点』の続編として企図されたものです。


にもかかわらず、
本書が『日本の難点2』として刊行されなかったのは、
『日本の難点』で宮台氏が提示した問題群がいまや世界の先進国に共通した『世界の難点』ともなっており、
それらに対する分析を含む本書は『日本の難点』というタイトルを超える射程を伴っているからだといえます。


その意味で、
本書は宮台社会学のより一層の深化、
普遍化を示すものであり、
私たちにとってより実存的な本質問題である「私たちはどこから来て、
どこへ行くのか」というタイトルは、
本書の内容に最もふさわしいものであると感じました。


そうして『世界の難点』に対する分析を進める中で、
宮台氏は「それでも特殊日本的問題は残る」と指摘します。


その「特殊日本的問題」に対する処方箋とは何か?

あっと驚くその解答は、
第七章に述べられていますが、
ネタバレになってしまいますので、
ここでの詳述は避けます。


400ページを超える本書は重厚なものであり、
思わず「難しそう…」と読むのを尻込みしてしまいそうですが、
宮台氏の高弟である堀内進之助氏らお弟子さん方による詳細な註釈が添えられており、
社会学の予備知識がなくてもスラスラと読み進められるように丁寧な編集がなされています。


複雑化した現代社会の見取り図を得るためにも、
最適の一冊といえるでしょう。
私たちはどこから来て、どこへ行くのか

その他の感想

たいへん満足して、使用しております。
北投石は台湾で知りました。
飲みにくいです。
まったく問題なく高品質です
安価ですが、品質は問題なし!
超入門書でした
計画は無意味か
指しこなす本に近いです
旅行で大活躍。
翻訳家をめざすあなたに、薬得(毒?)の書
あれー(笑)
レーダー探知機用に・・・
貼りやすいさらさらサイズぴったり
どんべえよりもこっち。
為近新過程
気をつけて下さい
本当にクタクタ(笑)
美しい高音と引き締まった低音部が特徴
自転車を安定させたければ
楽器やる人なら買って損無しのはず
新しい世代の、新しい時代のための、新しい挑戦。“古典”を引継ぎまた乗越えるにふさわしい
なかなかいいものでした。
「邪道な王道」の実現した姿を見た。
普通
実際の大きさとサイズ表示がデタラメ!!また、アウトレット品だった・・・
私は便利
一瞬で読んじゃいました。
初めての自作用に
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