DISC 2 ( COMPANION DISC )

"All My Love"は古くよりブートで有名なフェードアウトしないで終わるコンプリートバージョンを
何故収録しなかったのか？

あれは本当に感動的で素晴らしいのに。

ブートまではちょっと、
と言う方にも聴いて貰える良い機会だったのにと思わざるを得ません。


音や曲から受ける感触は「Houses Of The Holy」に近いと感じます。

このアルバムは70年代に作成されたとは思えない内容のアルバムだと思います。


ボンゾの死によってラストアルバムとなってしまう訳ですが、
その後Zeppelinのサウンドは
どうなっていたんでしょう。


ロバートは「当時バンドとして煮詰まっていて自分としては、
いろいろ模索していた時期だった」
とも、
その後インタビューで発言していますから、
一旦解散していたかも知れません。


私はジョンジーの佇まいに惹かれてベースをプレイしています。

このデラックス・エディションはもっぱら Disc 2 ばかり聴いています。


ほとんど聴き取れなかったベースラインがラフミックスのためかハッキリと聴きとれます。


特に"In The Evening"のギターソロ後のブリッジのベースラインはベースの
高音部を使ってかなりフリーなリズムで弾いている、
かっこいいベースラインなのに
アナログLPは当然、
その後発売されたCDですらよく聴き取れなかったベースラインがくっきりと
わかります。


これだけで自分にとっては価値ある Disc 2 です。