舞い落ちる雪片、ピアノとの対話.
静寂の中に音を紡ぐ田部京子さん。

その人が「ピアニシモ」という、
そのものずばりのタイトルでアルバムを作った。

弱音で始まり、
弱音で終わる。
そうした曲だけが連なっていく。


ライナーノートに、
アルバムタイトルの意味が書かれていた。

「弱音」という意味に加えて、
「非常にピアノ的な」という意味も
重ねてあるという。
その通りの内容。


一聴して明らかなのは、
通常のクラッシックの演奏としては、
ありえないほどの遅さ。

舞い落ちる雪片を連想する。
遅さの美学としては、
グレン・グールドの演奏があるし、

アファナシエフがいる。
でも、
それらとはまったく違った色あい。

速度的な遅さではなく、
眠りに誘うような、
田部さんとピアノとの対話。


2曲目、
カッチーニの「アヴェ・マリア」は4分以上ある演奏だが、
時間経過を感じさせない。

5曲目、
シューベルトの「子守歌」は、
ブライアン・イーノのアンビエント曲のように響く。

10曲目、
サティの「子守歌」は、
小曲集「絵に描いたような子供らしさ」からの選曲。

1分50秒ほどの作品だが、
空気の中に溶け出ていくようで印象的。


アルバム後半の”まどろむような世界”は、
他ではなかなか聴けない世界。

マイケル・ナイマンや、
坂本龍一の最良の瞬間に匹敵する(あるいは凌駕する)曲と演奏。

それに続く、
グラナドスの「子守歌」もすばらしい。
キース・ジャレットの最良の瞬間に匹敵する名演。

これら「子守歌」ブロック4曲が、
このアルバムの山場だと感じられる。


演奏と音響から、
つよくFemininity(女性性)が感じられる。

スタインウェイのふくよかで艶やかな音色も際だっている。

最後のフォーレの曲に至ると、
ピアノの楽器性すら溶解し、
不思議なものに包みこまれていく。


このアルバムは、
吉松隆プロデュースで、
彼の手腕(と編曲)が冴えている。

アルバム用に新曲「ララバイ」を書き下ろし(これが出色の出来)、
ライナーノートも書いている。
ピアニシモ

その他の感想

ベルトが男性には短い
出だしとしては良好
生きていることの、いのちの尊さ
からかい上手
言語の大切さと難しさ
手は口ほどにものをいう
パナソニックのエチケットカッター3機種(ER-GN10、ER-GN30、ER-GN50)の比較
さすが、純正です。
IHで使用
現代中国の本質をついた本
高音が出しやすいマウスピースです。
Think Pad X61で使っています
良いとこと微妙なとこ両方
GROMにつけました。
俺わ使うのやめといた
考えを整理する指針として。
モニターの中で繰り広げられる新たなストーリー! 何気にアダルトが多い 
楽しいに尽きる1枚でし。
着心地も肌触りもいいですが、大き目でした。しかも洗濯の度にますます大きくなります。。。
変わらない良さ?
感想!
ダイヤル部が当たる
夏向きではないかも
丁寧に作られていて、安心して遊べる
即日発送
コンパクトで・・・。
カメラのAFチェック用に購入
PIAA
初めての「ひよこクラブ」
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