微細なキズがつきます

鏡のうろこ（水垢）は、
カルシウムやマグネシウムなどのイオンが結晶化したものです。

ダイヤモンドはガラス切りに使われるように、
製品に貼り付けてあるダイヤモンドの硬度は
ガラスの硬度より大きいです。

従って、
ガラス表面に固着した結晶を物理的にダイヤモンドで削ぎ落すわけですから、
必ず
ガラス表面に微細なキズが生じます。
これは仕方のないことですが、
キズによってかえって
水垢が付きやすくなります。
製品使用後はこまめにガラス表面をきれいに保つよう心がける
必要がありそうです。

時間のある方は、
クエン酸溶液などで結晶を軟化、
溶解して、
化学的に取り除く方が得策かも
知れません。

クエン酸溶液に浸したキッチンペーパーなどを鏡表面に２，３時間〜半日、
貼り付けておく
そうです。
乾いてきたらクエン酸溶液をスプレーして再び湿らせておく。
キッチンペーパーを
取りはずし。
軟化した結晶を拭き取るようです。
軟化度が弱い場合はアルミホイールを手で
ぐちゃぐちゃに潰してそれで擦り落とします。
アルミはガラスより硬度が低いのでキズがつく
ことはないようです。