少し微妙かも

なりたい自分になるため、
戦略的に服装を整える
という考え方はすごくいいと思います。

微妙と思ったのは以下の点

営業用として、
ミニ丈スカート推奨
　・・・最近の女性は膝も美しいけれど、
欧米人じゃないし
　　　　個人的には、
へんに媚びない女性が好きです
　　　　エレガンス志向なら、
膝下丈の方が良いような　
捨てたハイブランドの服が1億円
　・・・これって上代ですか ? その内訳はと聞いてみたい
なぜに「銀座マ○ー」
　・・・これが一番わからなかった　???

「メーカーのセールスに乗せられない賢い消費者になって」という
メッセージは共感できます。

でも、
皆さんある程度の年齢になれば、
自分のスタイルはできているんじゃないかと。

失敗を糧にし、
学習も十分。
メーカーに踊らされないほどには賢くなったってことですよね。

年齢を重ね無駄もなくなった代わりに、
ファッションの持つ遊びの要素が抜け落ちていくのは悲しい。

これは個人的な感慨 ?です。


それから、
著者のブランドの評価は、
かなり面白かったです。

フェミニズムとの関係もあるので、
なんとも言えない部分はありますが
装いに新たな戦略的視点を与えてくれた点が一番新鮮でした。

でも、
これだけでは、
服飾の必要十分条件とは言えないと思う。

もっと複数の要素があって、
全てが複雑に絡み合っているような気がします。

優れたファッションの知見のある人が本を書いてくれないかな、
、
と願ってみる。