『音楽の手帖 マーラー』のリメイクか? 片山杜秀「童謡・音響・カオス」が面白い
目次を開いたときに引き起こされた既視感に一瞬混乱させられた。
わが国前世紀末のいわゆるマーラー・ブームの始まった頃出版された,青土社「音楽の手帖」シリーズのマーラー篇(1980)に目次のレイアウトが酷似しており,一部執筆者まで共通しているのである。
同書は,その後多く出版された同種の物の中でも有用な情報が比較的多く,今日改めて読んでみても教えられる部分がある。
この本は,同書の良さを現代に再現しようとしたかのようだ。
ページ数の制約もあり,決して凌駕はしていないものの,楽しめる読み物になっていると思う。


吉田秀和,柴田南雄,村井翔,長木誠司,岡田暁生といった,著名執筆者のエッセイが並び,渡辺和彦,伊藤乾,小沼純一,松木篤也などの顔ぶれの曲目解説,ディスク紹介も一部テンションの低い執筆者(上記以外の誰か)を除きそれぞれに読ませる。
なんと言っても面白いのは,片山杜秀のインタビューで,私はモーリス・アブラヴァネルのマーラー演奏についての良い評価を初めて読んだ気がする。
関連作曲家としてブルックナーにも話が及ぶが,その音楽とミニマル・ミュージックとの関連,その例証としてそれ系指揮者のD.R.デイヴィスが交響曲全集を録音したことの指摘なども,目からウロコであった。


逆に面白くないのが,『音楽の手帖』と『マーラー事典』(1989)から再録された二つの対談だ。
両者とも,さほどマーラーに関心があると思えない著名人が,もっともらしい話を馴れ合いで垂れ流すばかりでイラっと来る。
かつての「マーラー・ブーム」と後を追って流行した「ポスト・モダン・ブーム」の,表層的で軽薄な面を暴露するための再録,と見るのはうがち過ぎではあろうが・・・。
マーラー〈没後100年総特集〉 (文藝別冊)

その他の感想

かわいい~
ふきんは、はじめて・・
大好きなムーミンママなのに
井上さんの印象が変わるかも・・・
思うてるより小さい字
微妙な感じ、次回は他のメーカーさんをオーダーします
すごく強い
レッドブルウオッカとか作るとき便利
胸がジーンとしてしまいます。
かなり分かりやすいです
眠れぬ夜の癒し
パーマヘアにはいいかも?
においが!
ほしかったものが
初心者向けの超入門書なのに普通の入門書にないような話までちりばめている
暇な人 必見?w
Macではエラーばかり
スペアバッテリー
薄いです
専門性は高いですが興味をそそる写真ばかりです
真っ白で素敵です
本当にすごいぞ~
相変わらず性的シーンが濃い
安い、
大変、読みやすく一気に完読しました‼
この値段は吊り合わない
2サイズ
白昼夢のようなメロウネスに,透明感あふれる歌声。
梱包がいい加減
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