キッシンジャーの変化球
「古代帝国からウェストファリア体制の成立をへて現代にいたる国際政治の平和の概念を叙述」といったようなコメントにひかれ購入したが、
期待外れだった。
読者によっては、
ウェストファリア体制やウィーン体制についてこの程度の説明でよしとされる人もあろうが。
邦文文献だが、
岡義武「国際政治史」が群れを抜いて優れている。
著者の岡自身が言うように、
「国際政治およびその重要な構成単位である諸国家の政治的・社会的・経済的基礎は歴史的各時期を通じて変化してきている。
そして、
そのことを度外視しては、
国際関係の発展過程を真に理解することは困難であると考えられ、
」岡の本はそうした概観を理解するのに優れている。
キッシンジャーのWorld Orderはそうした関心はみられない。
といって、
彼にはこのレベルしか書けないなどと言うつもりはないが。
最後の二章はよい。
9章では核兵器の拡散の可能性、
サイバーテロ、
大衆社会の政治を論ずる。
例えばアメリカの大統領選挙では、
有権者個人の情報がその個人本人が一々おぼえていないようなことまでが細かく調べられ、
コンピューターにインプットされ、
この人物の一票を獲得するのにどうした方法が一番いいかと、
その個人が操作の対象とされている。
個人はそれに気づかず、
自己の「理性的判断」を誇る。
大統領選挙といっても所詮メディアの競技となり、
よくいわれるように選挙資金の量で勝負が決まるようなものだ。
10章では現代国際関係の諸問題を要約する。
欧米の地位低下にともない、
その欧米が考えだし適用されてきたところの、
国際関係を律する概念も通用力が低下したきた。
また従来の基本的単位であった国家もさまざまな圧力を受け、
従来の秩序形成および秩序維持の能力を失う危険がある。
例えばEUは内部で分裂しており政治単位とはなっていない。
中東は多くの地域が宗教宗派や部族間の争いで分裂し、
相争っている。
。
東アジアでは何が正統(legitimacy)であるかについて、
各国に一致した考えがない。
(中国は自分が中心となって東アジアを取り仕切るべきだと考える。
)
その他の感想
「時」の経過ということを、改めて考えさせられた
癒しの8BIT空間に浸れます
挿絵作家の展覧会がきっかけ
完璧!なLED
本当に有難う御座いました。
ホワイトデーのお返しに。
2歳の娘でも
発芽に感動
これは効く!感じがする
少し注意が必要
大柄な人には向かない
CBにぴったり
抜け毛&絡みのケアは必須:後日洗ったあとのレビュー追記
使用二ヶ月で犬の瞳がきらめくようになりました。
総論から各論まで細かく記述!
眼の狂いがイップスの原因になることもあるという
残ってて良かったハンドパーツ!
徐々に感度が鈍くなる
単調だが、ボクサーは個性的だ
多種多様な線形モデルの共通点にフォーカスされた分かりやすい本
無いと不安です。
納得の仕上がり!
訳に難あり。
美しく使いやすい
「意味不明」は正しい。
開通手数料3000円が→1111円になり。おまけに500円相当のナノSIMアダプターのセットまでついてきた。
N ONE用にポチッと。
イエガーマイスターと塩レモンは流行りですが・・・
隠しキャラまで攻略後の感想
初心者の立場だと・・・