ミアとアダムが奏でる協奏曲

　２０１５年６月３日鑑賞し、
書いたレビュー。

　主人公ミアを演じたクロエ・グレース・モレッツが可愛くて、
画面に釘付けでした。

　ストーリーに意外性はなく、
それほどインパクトがある作品ではないけれども、
こういう作品の方が、
繰り返し観てしまうかも。

　父が元バンドマン、
母が元パンク少女、
弟も両親の影響を受け、
ロック好き。

　でも、
ミアは何故か、
クラシック・チェロに興味を。

　恋人になるアダムもロックバンドのボーカルなのに…。

　ミアとアダムの恋の行方も気になったけれども、
それだけではなく、
家族、
友人、
音楽への愛が感じられる作品です。

　チェロがこんな美しい音色を奏でる楽器だったことを初めて知りました。
サン・サースの「瀕死の白鳥」くらいしか、
パッと曲名が言えないけれども、
美しい曲がたくさん使われています。

　アダムのロック、
ホームパーティではフォーク。

　ミアとアダム、
チェロとギターが協奏曲を奏でるシーンも良かったです。

　ミアの祖父の言葉には、
涙が溢れました。


　２０１６．４．２２鑑賞。

　脚本が特別優れているわけでもないけれども、
全編、
♪様々な音楽が流れているのがいい。

　ジュリアード音楽院のテストでのミアの演奏は迫力あったし、
チェロの音に魅了されてしまった。

　決してインパクトのある作品ではない。

　でも、
何故か私は、
こういう作品の方が繰り返し観てしまう。