現状のデジタルクリエイティブに足りないこととあるべき姿
著者はプレイステーションのCMで有名なクリエイティブディレクター小霜氏。

TV CMでは大御所的な存在の小霜氏だが、
最近ではVAIOの「快」シリーズのweb CMなどを手がけており、
デジタル分野でのクリエイティブの知見も相当深いと感じます。
本書でもVAIOのweb CM制作におけるかなり綿密な戦略やテクニックを知ることが出来ます。


私もVAIOのweb CMを初めて見た時は、
手塚部長のちょっと気持ち悪い演技に「こんなクセのあるキャラクターでは一般受けしないのでは?」と疑問に思ったのですが、
ターゲットをビジネスマンに絞ったwebCMならではの戦略と気付き合点が行きました。


本書のキモはデジタルでの動画広告を、
「web動画」ではなく、
あくまで「web CM」と定義した点。

webでもTVと同じように予算をかけしっかりとクリエイティブをする必要があること。
そしてwebCMを単なる顕在需要の刈り取りの場でなく、
需要を想像するマス広告としてのクリエイティブに昇華させる発想である。
具体的に言えば、
ソフトバンクの白戸家やauの三太郎シリーズのように、
web CMでもフレーム化(=商品の世界観のシリーズ化)を行うことによって、
これまでのwebCMの単発志向から真のマス広告への脱却を図ることにあると言えます。
webでありがちな、
消費者のviewを稼ぐような一方的なコミュニケーションではなく、
消費者と意識を共有するような双方向でのコミュニケーションこそが真のクリエイティブと言えると思います。


私自身仕事でweb広告に携わることがありますが、
web CMは未だに一過性のバズ動画等に一喜一憂しており、
良くも悪くも分かりやすいKPIに依存していると思います。
しかし、
これからはTVもwebも役割は違えど、
需要を創造するマス広告としてのクリエイティブこそが、
広告としての醍醐味なのではないでしょうか。


現状のデジタルクリエイティブの足りない面と目指すべき姿を、
細かいテクニカルな面を含めて解説した、
ビジネスに携わる多くの人にとって有益な内容だと思います。
結構内容が濃いので、
私ももう何回か読み直して理解したいと思います。


かつて小霜氏がプレイステーションのTV
急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。

その他の感想

コンパクトになって便利です。
歴史の縁起を知ることが人を育てる
滅多に使うこともないので、安いのが一番という人に
素晴らしいっ♪
個人的にはオススメしない
ワクワクドキドキ 夢の国へようこそ
持ち運び用ではなく据え置き用途にどうぞ
興味深い2013年の総括です
肌触り良い
「原理」から「実臨床」へ橋渡しをする集中治療の名著
飲みやすい♪
時計自体は良いが色の差がありすぎ。
新たな決意と賢者誕生の予感
安心感はあるが・・・
これは面白い
使いやすいが、潤い不足
念願のアルミイスが購入出来ました
スエード用ですよ
良心的です
肌荒れしますね
暇つぶしにはよい ただ、時代をまたいだ古臭さを感じる
「大漁くん」使って大漁になりゃ苦労しねぇよな!!
全てにおいてOKでした
買ってよかったと
解説がすばらしい!
T.K
ハイエースに2連装着、とてもカッコいいです
角度が足りません。
充分満足です
戻る