統計本を読み疲れた人にオススメ

数字に強いビジネスパーソンになろうと、
今ブームの統計本をいくつか読んでみたものの、
分散やら検定やらの説明ばかりで、
結局自分の仕事にどうやって活かせば良いのか全然分からず、
途方に暮れている、
という人がいたら、
まずはこの本をおススメしたい（かくいう私もその一人）。

まずは「なんのために統計的なことを学びたいのか」という動機に視点を定め、
事例として、
新規事業計画を提案する際に、
社内上層部を説得するための「根拠」を作って行く、
という具体的なケースを用い、
ストーリー仕立てで解説している。
いわゆる「統計本」とは一線を画すが、
普通のビジネスパーソンはここから始めれば十分だと思う。
統計的な用語理解はそれからでも。