沈黙を破った「沈黙の臓器」ウォッチャー
私はこの著者のことを誤解していたのを反省せねばならない。

この著者は、
何かと言うと「擦り合わせ型」だとか「アーキテクチャ」などといった独りよがりの用語を振りかざすから、
てっきり製造工程オタクだと思っていた。

ところが今回の新著では、
一般人にわかるように、
しかも一般人の知りたいことを、
この著者にしては珍しく、
オタクな物の言い方ではなく、
世のため人のためという視点で書かれている。

「もう日本は製造の場所としてはダメだ」という無責任かつ無根拠な日本製造業おしまい説に対する、
現場主義、
実証主義者の渾身の反論だ。


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著者は年間50回も工場の現場に足を運ぶというから、
東大経済学部の教授としては異色の製造工程オタクと言っていいし、
ご本人もそのことを誇りにしていることが文章から伺える。


日経新聞の「経済教室」欄に比較的頻繁に登場するたびに、
主張する内容が例によって「擦り合わせ型」だとか「アーキテクチャ」といった「特殊用語」を駆使した、
まったくもって狭隘な趣味的領域であるようにしか読めない論考が多かった。


なによりも、
この人の大好きな用語である「ものづくり」という言い方が、
一般読者には「ああ、
これは組立ラインの工程をどうするかという話だ。
自分には関係ない」と思われてしまう危険があったし、
おそらく実際にそういう読者は多かっただろう。


それでも、
実証主義者=フィールドワーカーは抑制的な生き物だ。
文化人類学、
社会心理学など、
人間の営為そのものを対象とする学問分野では、
フィールドワークを重視する。
そういう人たちは、
毎回現場を歩き回り、
ファクトを集める。


そこから、
何か理論らしきものを抽出することもあるが、
あまり断定的に「だから、
こうなのだ」という物の言い方はしたがらない。
あくまで自ら観察したファクトの収集自体を目的としている節がある。
現場主義の競争戦略: 次代への日本産業論 (新潮新書)

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