スポーツは遊びの領域から去ってゆく消えゆく遊びと小児病。
 “私の心のなかでは、
人間文化は遊びのなかにおいて、
遊びとして発生し、
展開してきたのだ、
という確信がしだいに強まる一方であった。
(P12)”という著者。
本書は「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」と題された。


 ホイジンガは“スポーツは遊びの領域から去ってゆく(P399)”とし、
“現代社会生活のなかではスポーツは本来の文化過程のかたわらに、
それから逸れたところに位置を占めてしまった。
スポーツは完全に泰献性なきものと化し何か実りを生む共同社会の一因子というより、
むしろただ闘技的本能だけの、
孤立的な表れなのだ。
(P399〜P400)”なのだと言う。


 ちなみに、
『スポーツにおいては、
身を鍛えることによって過去におけるすべての成績をはるかに上まわる成績があがっているという事実はたえず報告されているし、
だれでも知っている。
その一つ一つに感心したり、
達成された記録に注目するだけでは不十分であって、
その頻繁さがわれわれの気持ちに与える印象に注目しなければならない』と言ったのが、
オルテガである。


 そしてホイジンガは、
たやすく満足は得られても、
けっしてそれで飽和してしまうことのない、
つまらぬ気晴らしを求めたがる欲望。
粗野なセンセーションの追求。
巨大な見せ物に対する喜び。
こうしたものを“小児病(P414)”と名づけた。


 そして“小児病に対しては遊びの形式としての性質を認める事ことを拒否しなければならないと思う(P417)”とホイジンガは言う。


 つまり、
遊びが消えゆく事もしくは小児病という現象に対し、
言わば警告をしたとでもいうのがホイジンガであり、
本書だという事である。


 その示唆は、
今の時代になっても薄らいではいないであろう。
ホモ・ルーデンス (中公文庫)

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