マザコン社会を生き抜く
なかなか興味深い一冊でした。

本書は、
精神分析の観点から、
エディプスコンプレックスの帰結としての「父殺し」が容易であるのに対し、
女性の「母殺し」がいかに難しく限りなく不可能であるかを考察する、
という内容になっています。


この本に書かれていることは、
現在、
母娘問題の最中にある当事者にとっては、
あまり実用的ではないような気がします。

この問題の外側にいる人が興味を持って読むにはまたとない一冊だと思います。


私は、
この本は少し難しく感じました。

様々な側面から多角的に分析、
説明されており、
個別的にはなるほどと思うものの、
全体を通す一貫した論旨はわかりづらいです。
(私の読解力が足りないのかもしれません。
)
とはいえ、
著者が一貫してこだわるのは、
女性の「身体性」だとわかります。


《女性は身体を持ち、
女性性にはいかなる本質もない。

男性は身体を持たず、
あるのは象徴的な本質のみ。


フロイトもラカンもまだあまり読んだことのない私には大変難解でした。

そして、


《ヘテロセクシズム(異性愛を正統とするイデオロギー)を前提にしなければ、
女性はその存在を一貫性あるものとして主張することができない。


男性にとってヘテロセクシズムはより自然な欲望の形式である。


男性におけるヘテロセクシズムは、
ほぼ必然的に家族への欲望に結びつけられる。

とあります。

これは、
女性はその「身体」をもって男性の愛の対象となることにしか存在の根拠がなく、
命を繋ぐという行為も、
社会を構成するという行為も、
すべては男性が主体で行われる、
と言っているように、
私には思えました。


この、
女性の 身体性 (=女性性)に関する著者の考察は、
実際読んでみるともっと複雑で奥深いものだとわかります。

特に、
母娘の病理の代表格のように言われることのある 摂食障害 について、
これを 女性による ヘテロセクシズムの拒絶 と分析しているところは、
とても興味深く感じました。
母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)

その他の感想

なんか使いづらい
笑え・泣ける
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極めてシンプルな品。
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コスパ高いと思います
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