日本人独特の感受性
韓国人からの視点から日本的感性の特徴を述べており、
それまで当たり前だと感じていたことの多くが実は日本独特であったことを知ることができました。
たとえば、
受身表現の多用。
「誰かに見らえている」「ああ、
先に座られちゃった」ひいては「泥棒に入られた」など、
自分が明らかに被害者であることについても受身的な表現をすることに著者は驚き、
「基本的に、
相手を非難しているような能動態の表現を避ける傾向にある」と分析します。

また、
人間の感情がまったく述べられず、
情景だけを詠んだ歌にも日本人は感動すると指摘します。
「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき(猿丸大夫)」。
西洋人や中国人、
韓国人にとっては、
「かつてあった栄光、
二度と帰らない輝かしい過去、
ありし日の恋人との幸せな時」などを思う、
ロマンチシズムやセンチメンタリズムが秋の悲しみであって、
上記のような何の主張もない歌のどこがいいのだ、
ということになってしまうそうです。
ですが著者は言います。
「ここでの『かなしき』が単に『悲しき」とか『哀しき』ではあらわせない、
独特な『いとおしさ』のこもった情緒であることが、
日本語で育ってきた日本人にはよく伝わってきて、
自分にも同じようにこの歌と共通の感受性のあることに気づかされるのだと思います」。

われわれ日本人がこのような感性を持っていることが見事に言語化され、
はっとされることがとても多かったのですが、
同時に「自分はこの感受性を守っていくことができるのだろうか、
子供にも持ってもらえるだろうか」とふと考えてしまいました。
茨木のり子さんの、
「自分の感受性くらい、
自分で守れ、
ばかものよ」ではありませんが、
本書で述べられた「自然と融合する」独特な感性を保ち続けたいものだと強く思います。
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