経営者であもある超ベテランコンサルタントの言葉は、全てに説得力があります

第１章　これから大変貌し繁盛する新事業の数々

第２章　感性を磨くことが繁盛につながる

第３章　規模を追求する「覇道」質を追求する「王道」

第４章　変貌するグローバリゼーションをとらえ繁栄する

というのが構成（目次）です。


第１章では、
現在の環境に対して期待できる事業の例が挙げられています。


既存事業でもコンセプトを変えれば新しいニーズが生まれる等の視点は、
読者の頭を活性化してくれます。


第２章での重要なキーワードは「顧客の購買判断基準は好き嫌いである」につきます。


この考え方を出発点にして、
どのような感性を磨くことが必要かが述べられています。


第３章では、
「まず、
燃えたぎる執念があるか」、
「理念がお客様を創る」という言葉にインパクトがありました。
全体で４章構成ですが、
その中で特にこの章が良かったです。
事例企業を通して実践例が説明されています。


第４章は、
第一章のような話題を海外にまで展開したとき、
どのような視点を持つべきかが述べられています。


全体的なトーンとして、
はっきりと「こうだ」と言ってしまう切れの良さが説得力を生んでます。
８ページの後半の「コンサルタントという商売は、
・・・」という記述は、
社長はじめ経営にかかわる仕事をする者にとって必要とされる使命感を再認識させてくれます。