異色の組合せの論客が、「日本はなぜ失敗したのか」を分析し、現代への示唆を導く
リベラル派の元外交官と、
新右翼団体「一水会」顧問との対談という異色の組合せである。
昨今の日本の支配層の急激な右傾化で、
以前なら対談になりそうにないお二人が、
それほど大きな食い違いなく話が弾む、
という不思議な現象が生じている。
鈴木氏がリベラル派に見紛うほど日本の右翼化が進んでいるということであろう。
本書のテーマは、
秘密保護法の施行や戦争法案の審議などに危機感を抱いたお二人が、
「日本はなぜ失敗したのか」の根本原因を分析し、
現代への示唆を導いたものである。
評者が理解した本書のポイントは次の通りである。


(1)現代日本の危機的状況の背景には、
戦争や敗戦直後の混乱を身近に体験した人達が高齢化し、
現役世代は戦争を観念的にしか知らないことがある。
かつての戦争では、
国民には正しい情報はほとんど伝えられず、
積極的あるいは強制的に戦争に加担させられた。
一見情報が豊富な現代でも、
政治家や国民がそれらの情報をベースに冷静な判断が出来るとは限らず、
むしろ「ネット世論」や「マスコミ世論」に煽られて愚かな判断をする可能性も十分ある。

(2)明治維新については、
様々な見方がありうるが、
開国と攘夷を巡って徹底的に議論し、
あるいは血まで流したことがその後の国家戦略を真剣に考える上で大きな意義を持った。
日露戦争までは指導層が戊辰戦争の経験者であり、
戦争開始には極めて慎重であった。
しかし、
日露戦争で実際には辛勝したのに、
新聞等の煽り「圧勝」が喧伝され、
大国意識と驕りがあっという間に軍部から国民にまで浸透してしまった。

(3)第一次世界大戦に参戦したことが、
その後の日本の運命を大きく変えた。
戦後、
大国間の権益争奪戦に参加することで、
対外侵略が国家戦略となり、
同時に国民の人権を抑圧することが並行して進んでいった。
不況や社会格差が国全体の極右化を促進し、
テロ事件が相次いだ。

(4)大東亜戦争開始直前の、
日本の外交官や軍部の国際情勢分析能力は驚くほど低かった。
対中戦争も対米戦争も、
相手を侮るか、
根拠なき精神論に頼るかで、
いずれも敵を十分知らずに戦争を挑むという、
無謀かつ愚かな国家判断で国を亡ぼした。
日独伊三国同盟の締結により、
もはや引き返すことが出来なくなったという意味で、
最悪の外交判断だったといえる。
いま語らねばならない戦前史の真相

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