「邪馬台国」と「卑弥呼」の最新の実態研究を概観する.
本書は歴史物(ムック本)等で定評のある洋泉社編集部は編纂した論考・論文集と言って良い。
このページの上の「商品の説明」にあるように、
本書の趣旨は、
「邪馬台国はどこまでわかっているのか……纒向遺跡……『魏志倭人伝』最新の読み方……近畿説が有力なのか」と言う「論点」に焦点を当てて、
研究者らを中心とする「第一人者がわかりやすく解説」したもの(論考・論文)である。
各論考はこのページの「目次を見る」にもあるように4章構成であるが専門性の高い論考・解説なので、
「邪馬台国」に不馴れな読者は第4章の「邪馬台国研究入門」から読み始めるのも良い。
これまでの「邪馬台国」(卑弥呼)研究の歴史、
畿内説・九州説の論争経緯などを一通り概観している。
但し本書は「邪馬台国」研究の入門解説書ではなく、
論考の専門性も高いので、
古代史、
取り分け弥生後期から古墳時代の主要な流れ(著名遺跡・遺物の特質・中国史との関連などの概略)を把握していないと、
理解は思うように進まないように思う。
構成・内容は前記「商品の説明」及び「目次を見る」に譲り、
以下に個人的に興味深いトピックを紹介したい。


まず第1章から、
「邪馬台国」を語る上で最も重要なテキスト史料、
『魏志倭人伝』(正確には『三国志』中「魏書」第30巻の東夷伝倭人条)の原文・読み下し文・現代語対訳を展開しつつ、
詳細な解釈・異説・異論などを摘示し検討を加えており、
これを読むだけでも右史料に関する議論が俯瞰できる。
各研究者が畿内説・九州説を示しながら、
あるいは依拠ないし採用しつつその論拠を展開、
あるいは「卑弥呼」の人物像(比定)、
「邪馬台国」の実態・中国との関係、
「三角縁神獣鏡」の科学的分析レポートなど、
多彩なトピックの論考が展開されている。
他方私見だが、
志賀島で江戸時代に発見された「漢委奴国王」金印に言及のある論考(92頁以下)で、
右金印自体が論考の趣旨ではないが、
これまで何度も主張されてきた偽造説(発見時の場所・経緯・実物の状態が不自然、
使用文字がおかしいなど)に触れていないのが惜しい気がする。
古代史研究の最前線邪馬台国

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