ゴールデンエイジに少しでも寄与できれば

プレ・ゴールデンエイジ(2～9歳)、
ゴールデンエイジ(10～12歳)における運動の大切さと、
具体的かつ手軽にできる運動例が示されています。


現在の40歳近辺の大人が子供だった時の運動能力と比較して現代の子供たちの運動能力が低下していることと、
20歳で発現する運動能力が、
上記の年齢での運動経験によって大きく変わるという事実があり、
「出来る範囲で運動をしましょうよ」という気持ちが読み取れます。


ゴールデンエイジの概念は、
ずいぶん前から提出されていました。
サッカーなどはそこへの取り組みも早く、
各年代の練習メニューが構築されていましたね。
私はラグビースクールのコーチをやっていますが、
そこまで系統立って練習メニューが構成されていないのが実情です。

ですから、
こういった手軽に出来る具体的な運動例が紹介されているのは、
とても参考になりますし、
父兄にも紹介しやすいと感じました。


平日に体を動かす子供たちは、
そのままでも良いと思いますが、
動かす機会のない子供たちへは有効な図書ではないかと思います。
でも、
運動はまずは実践。
これらのことを実践させてみたいと思いました。