《日本のヌーヴェル・ヴァーグ》の重要作、なのだが・・・
(このレビューは本商品を所持していない状態で、
作品本体を劇場で数回接した際に抱いた疑問である。
本商品に収録されているというインタビューには、
チャンと触れられているのだろうか。

羽仁進はフランスのヌーヴェルヴァーグにたとえるとジャン・ルーシュやクリス・マルケルあたりに位置する作家、
というより偶然同時期に同じようなことをやっていた作家、
なせいもあり、
この作品に関しても素人俳優と手持ちカメラによる即興演出の瑞々しさのみが語られて、
上記レビューでも指摘されているようなエクスプロイテーション的側面に触れられない傾向がある。
かれこれ30年前の話になるが、
当時僕が住んでいたある地方都市の映画館で映写中にトラブルが発生して上映が中断、
テスト映写用として映写室に置かれているらしい古いニュースフィルムらしきフッテージが上下さかさまの状態で投影された後に上映が再開された。
それから数年後、
当時は滅多に上映されなくなっていたこの「不良少年」を見るために横浜の映画館に足を運んだ。
やっと見ることができたと思いながら見ていると、
見覚えのある場面にぶつかり、
何故?と記憶をさぐると、
郷里の映画館で天地逆に映写されたフッテージだと気づいた。
そもそもこの作品は末期の新東宝の発注で岩波映画が製作した作品だったのだが、
新東宝という会社は50年代にも理研映画に「青い指紋」を、
電通映画に「殺人容疑者」を、
といったように当時流行のセミ・ドキュメンタリーというよりフェイク・ドキュメンタリーと考えたほうがいいようなB級アクション映画を独立プロに作らせている。
この作品を新東宝が企画したのも、
そのような流れをくむものとして、
だったのではないか。
新東宝の系列館や契約館は場末が多かったという(大蔵貢の路線もそこから導き出された戦略であった)。
そういった劇場で、
この作品を見た観客の多くが再現ドラマではなく、
たとえば最近のTVでの興味本位型の報道特番を見るような感覚で消費したのでは?と思うのだが、
どうなのだろう。

レビューへの反響(2017年11月4日現在)・・・参考になった2票 参考にならない2票 この作品が新東宝系列で公開されたのは新東宝労組の協力あって、
だったようだが、
そこらへんの過程の実態が気になる。
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