とてつもない名作です

ペリーヌ物語と同じく将来子どもが出来たら是非観せてあげようと思っていた番組です
そしてその通りに夢が叶った作品です、
子供も大ファンになりました。


四季折々のアルムの風景、
大きなもみの木、
草花、
動物達
おいしい湧き水と、
ヤギの乳、
ハイジに愛情を注ぐおじいさん、
素朴な男の子ペーターとそのお婆さん

豊かな自然と愛情に育まれ、
ハイジはまたその事をよく自身で解っていて、
大切に思う気持ちが嬉しくなります

そして突然の環境の変化、
アルムの山と正反対の都会へと移り住むことになりました

ゼーゼマン家のお嬢様の話し相手、
それがハイジに課せられたお仕事のような義務
余りにも身分の違う二人でしたが、
クララは心優しい少女でした
お婆様も気さくな人、
そして当主であるクララの父、
ゼーゼマンも同じく階級を鼻にかけない優しい人、
ハイジが皆を優しくさせたんだと思います

それでもハイジにとって石造りのフランクフルトはアルムの山と違い過ぎて元気を無くしホームシックにかかります

その時のゼーゼマンと、
クララの主治医クラッセンのやり取りとその対応が泣かせます

階級など関係ない同じ立場でハイジを心配して山に帰してくれます

おんじとハイジの再会は涙無くしては見れません

翌年クララがアルムの山にやってきます、
そこで初めて人に感謝される経験をし、
自分の事を自分でやる自立心を養い、
子供同士で遊ぶ楽しさ、
遊びたいと思う心が芽生えてきます

クララの人に感謝する気持ち、
自然を愛する気持ちがとても良く表現されてて、
その豊かな感受性にまた泣けてきます。


愛と自然に包まれたお話し、
大人はこうありたいと思わせる作品で、
是非親御さんも観てほしい作品です。


優しい気持ちになれますよ。


追記 最近テレビのCMでゼーゼマンとおんじが今風のヒップホップな姿で出ているのもハイジを思い出すキッカケになっています。
(笑)