いつの時代も、一心不乱に突き進む若者は観ていて愉しい
昔なら高倉健や松方弘樹の「網走番外地」の任侠道、
バブル前後なら仲村トオルと清水功次郎の「ビー・バップ・ハイスクール」の軟派不良道、
そして最近ではこの小栗旬と山田孝之の「クローズ・ゼロ」の鈴蘭頂上争奪戦が、
若者の行き場のない暴発を描いた邦画の歴史だろう。

そこには大義もなければ愛もない。
只々、
男同士の偏狭なプライドのぶつかり合いであり、
社会から見たら些末ないざこざに過ぎない世界だ。
でも時代を代表する若手俳優達の行き場のない咆哮を観ていると、
胸の奥から熱い何かが込み上げてくるから不思議だ。

闘争本能と書けば物騒だが、
何でもいい、
競い合いで人間が磨かれるのはやはり真理なのだろう。
弱い者を相手にしない限り、
拳での覇権争いはある意味では健全だとも言える。

たとえ高校の狭き世界でも、
相手に怯まずに正面から筋を貫き通せた人間は社会でも生きていける。

本作の輝きとは、
法や理念なんて高尚なものでなくとも、
正しい力による秩序や均衡は平和に貢献し得ると言うカタルシスだ。

登場人物や役者達は何れも魅力的で、
男ならDNAレベルで憧れる奴等だ。
同じイケメンでも、
仮面ライダーとは対局にある悪童の潔い小世界は何時の時代にも息づいている。

この手の映画は無くても困らないが、
そんな綺麗な世の中はヤッパリ詰まらないと思う。

本当に息の長い役者とは、
歴代の名優達に照らせば、
こんな裏の世界を演じて映画界を生き抜き、
影のある男にしか出来ない役柄も演じられる役者だと思う。

そう考えれば、
本作の様な作品の役割とは役者の孵化装置であり、
意外に映画界には必要不可欠だと思う。
それは、
その後の役者達の活躍が証明していると言えよう。

観れば観るほど愛しく見えてくる、
そんなシリーズだ。
クローズZERO スペシャル・プライス [Blu-ray]

その他の感想

完全に充電できない(>_<)
万能!
この表紙に惹かれた
小さな王子の詩的、哲学的童話、伊英対訳本
グラフィックも綺麗です
画一的デザインの家庭用電話機の中で、一際お洒落
軽いですね
濃いめの逸品!
おじさん、もう一個欲しいと思いました!!!。
予想どうりの
薄くて持ちやすい!
サプロールを散布する時に、混ぜて使っています。
energy flow
時代を超えて伝わる、映画という娯楽の素晴らしさ
「初期不良品」の割合が高いというのはホントだった。
とてもさんこうになりあります
爪が白い人向け?
USB A(オス)‐USB A(オス)
ドラマが期待以上のデキだったので購入した。
写真が多くて見るのには楽しい
やや問題ありかな。
キンドル版は難あり
バトルフィールドと比較して…
本当に正規品なのかどうか。
急な釣行で購入しました。
ナチュラルな香りで洗いあがりしっとり
経営哲学でもあると思う
三山ひろしは、歌が上手い!
赤ワインに最適
毛玉ができる以外は・・・
戻る