祝！！ハードカバーで復刊！！

昨今の復刊復刻の流れは歓迎すべきことなのですが、
できれば可能な限りかつての姿のままに復刊復刻していただきたいものです。


と申しますのも、
原本はハードカバーだったのに復刊復刻版ではソフトカバーになってしまっていたり（「英文法教室」、
「長文読解教室」等々）、
単行本サイズだったものを文庫本サイズに無理やり縮小してしまったせいで読み難くなってしまった（「古文研究法」、
「考える英文法」等々）ケースが多々あるので、
正直今回の復刊本がどういう形となって登場するのか気掛かりでありました。


今日、
現物が届き、
期待と不安を胸に恐る恐る開封してみれば、
なんと文建書房時代と同じ手触り（感触）の表紙にハードカバーという、
原本を彷彿とさせる本が封筒から姿を表した時はビックリしてしまうと同時に思わず狂喜してしまいました。
（笑）

この研究社さんの英断には大変感謝申し上げます。
（「英文法教室」や「長文読解教室」もハードカバーで復刊してほしかったものですが、
今となっては詮無いことですよね（笑））

まだ全ページ完読できていないものの、
当時のままの構成だと思いますが、
もし段組み等、
変わっている箇所がありましたら追記してまいりたいと思います。


それにしても文建書房、
洛陽社、
研文書院といった、
かつて優良な参考書・問題集を世に送り出していた出版社が倒産しているのはとても残念であり寂しい限りです。

少子化の影響もあるのでしょうけど、
時代の流れでもあるのでしょうか。


因みに佐藤優さんのコメントは帯だけですので一応念の為ご案内まで。