文章は難しいですね・・・疲れました・・・

このシリーズではなく「wordsworth classics」を読みました。
ＣＤはもとから付帯しません。


ＢＢＣテレビや、
映画で、
なんども演出された小説なので、
あらすじは、
おおよそ理解して、
読みましたが、
最初は、
ものものしい時代がかった文章、
修飾や形容詞の多い、
慇懃無礼な英文に、
なじめず、
かなり苦労しました。
とはいえ、
ＢＢＣ放送でも映画でも、
せりふは原文に忠実で、
時代劇的に非常に大仰なのですが・・・数ページを苦行のごとく、
うなりながら読み進むと、
30ページあたりから、
突然、
視界がぱ～～っと開けて、
馬力で前に進むことができました。


たしかに・・オースチンの、
この文体のファンが多いはずだと思います。
（内容である恋愛模様、
すれちがう男女の切ない感情などは、
幾多の場面が後世にパクられたことか！まさに恋愛劇の王道、
古典ですが・・・）

まず、
この時代の英文の構造に、
目が慣れるまでに眼精疲労の極致に陥り、
しばらく目を閉じて、
昼寝してから、
再出発し、
その後は、
（ストーリーをだいたい覚えているため、
なんとなく意味が通じる利点）を借りて読破しました。
wordseorth classicsのほうが、
字がぎっしり細かくて余白がなく疲れますが、
そのうち慣れました。
ものすごい長文なので、
そのまま、
あたまから、
す～～っと、
読むべし。
・・・と。


爵位にしがみつく貴族のありかたに批判的なこういう小説が、
当時においてすら好評を博して、
いまなお読み継がれる。
・・・当時の旧習を鑑みれば、
かなり進歩的な思想であったはず。
しかも女性の作家。


この難解な（わたしの英語力では非常に難解です。
苦痛です。
）英文も、
当時の世相から判断すれば、
急進的であったはず・・・

あ～～～・・・疲れました～・・・でも、
この英文はクセになると思います。
個性のある英語。
よかったです。