最も「手間」を省いた『放浪記』
・「底本」について 
P573に『林芙美子全集』(1977年、
文泉堂出版)とあり、
またP564に『放浪記』(昭和25年、
中央公論社)を底本にしたと述べ、
矛盾している。
『放浪記』にはたくさんの版本があることはよく知られているが、
この岩波版『放浪記』を読むと誤植の痕跡から「中央公論社」版を用いていないことは明らかである。
とすると文泉堂版が底本か。
実はこの文泉堂版の『林芙美子全集』に問題がある。
この全集ほとんどが『林芙美子全集』(昭和26年新潮社)をコピーし順序を変えただけのもの。
新潮社版に未収録の作品と年譜・目録を付け加えたものだが、
ほぼ新潮社版と考えてよい。
編集は岩波版の解説者今川英子氏。
限定500部、
定価118,000とかなり当時としては高価。
限定500ということでほとんど古書店でも見かけない。
Aという出版社の全集をコピーし、
Bという出版社から表紙と変え順番を変え出版する。
またその一部をCという出版社から文庫版で出す。
Aが新潮社、
Bが文泉堂出版、
Cが岩波書店。
こんなことが可能なのか、
岩波書店にぜひ尋ねてみたい。

・注の誤り
P73、
友谷静栄(1898-1950)は誤り。
(1898-1991)が正。

P81、
壺井繁治(1899-1975)は誤り。
(1897-1975)が正。

P81、
野村吉哉(1903-1940)は誤り。
(1901-1940)が正。

P323、
徳田秋声(1871-1943)は誤り。
(1872-1943)が正。

・今川英子氏の解説について
P562 昭和21年版の『放浪記』『続放浪記』(改造社)を初刊本の「復刻」と述べているが、
実は「復刊」。
明らかに昭和5年版とは違う。

また、
重要な改造文庫版『放浪記・続放浪記』(昭和8年)について触れていない。
放浪記 (岩波文庫)

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