大人の読みものではない。

大自然とヒグマの描写は臨場感がありますが、
少年用のコミックの原作みたいです。

皆さんのレビューどおり、
キャラクターが、
うーん・・・。
なんだかねぇ。

まず、
この主人公とインテリの元妻が、
かつて婚姻関係にあったことが不思議で不思議で・・・。
それと復讐に燃えた老猟師、
この人もちょっと、
どうかなぁ・・・。
登場人物がおもちゃ箱をひっくり返したようなマンガ的な人たちばかり。

私も三毛別羆事件、
日高ワンゲル事件に震撼して、
「羆嵐」「熊撃ち」「光る牙」その他ヒグマものを読み漁りました。

レビューをみて「そんな小説、
あるんかいな???」と思い、
本作を読みましたが、
まさにレビューどおりでした。

コミカライズしたら、
納得できるんじゃないですかね。

あと、
他の方のおっしゃっていますが、
ヒグマの凶暴化の原因が説明不足というか追究不足・・・。

もしかして、
続編を書く予定があり、
そこで、
その原因が詳しく明かされるとか・・・。