桐山が将棋をやる理由がボケている
桐山零が、
温かい家庭に招き入れられて、
結婚まで考えるうちに、
なんだか物語の焦点がズレてきてしまったように感じる。


最初の桐山は、
悲惨な生い立ちに、
むごい養子家庭で心身ともに痛めつけられていた。

まるで傷つき弱った鳥のようだった。

加えて養子家庭の女の子は、
父親くらいの歳の性格の悪い棋士に魅了され、
危ない形で尽くしている。
という要素も加わり、
ますますキツくなってゆく。


その中で、
三姉妹の家庭に少しずつ癒やされながら、
将棋に向き合っていくという話だったはず。


ところが今は、
全部解決してしまっている。


むごいと思われた養子家庭は実は暖かくて、
完全に和解。

後藤も実は性格のいいやつだった。
天下の往来で桐山をブン殴っていたころのカミソリのようだった雰囲気はどこへやら。

川本家の中にどっぷりと漬かって、
傷の痛みなんて感じることもなさそう。

結婚するとかしないとか言ってる。


もう敵はどこにもいない。

誰しもが羨むような、
温かい家庭と救われた心、
そして高収入を備え持ったリア充になってしまっている。

ハングリーさも全然感じられない。


家庭、
仕事(収入)、
そして優れた師に囲まれた、
なんの不足もないリア充が活躍する話になってしまったんですね。

要するに、
癒やされ過剰。


月下の棋士みたいな、
もう将棋しかない。
俺には将棋が全て。
みたいな狂気は全然ない。


熱意はあっても、
結婚資金ー! 家立てるんだー! リフォーム費用稼ぐんだー!
そのためには負けられない! いやいや……えっ? って感じ。

僕は家庭と将棋を両立しますー。
みたいなユルユルな雰囲気になっちゃてます。


こんな雰囲気で、
たとえば最後に宗谷冬司に勝ってタイトル取るとかやっても、
興ざめですよ。

だって宗谷冬司は将棋に全てを捧げてんだもの。


よっぽど狂気を感じられるし、
将棋の化身なんだもの。

そりゃ宗谷冬司が勝つに決まってるじゃないですか。


むしろ桐山に勝ってほしくないよ。
3月のライオン 14 (ヤングアニマルコミックス)

その他の感想

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