タオイスト加島氏の説く老子の教え
著者の加島祥造は、
老子、
道(タオ)に関する多数の著書を持つ、
詩人・英文学者。

本書は、
1995年出版の元版から、
茶道美術図書を出版する淡交社の月刊誌『なごみ』に1989年に連載された「谷の四季」(原題は「風と影の時間に」)と、
丸善の雑誌『學鐙』に1993年に連載された「伊那谷の『老子』」を収めたもの。

老子(道家)の思想は、
「ことさらの事業を興さないこと、
しいて発言しないこと、
多くの物を持たぬこと。
その中にこそ、
安らいだ生活と社会の幸せがある」と、
儒家と真逆の教えを説くもので、
諸子百家の中でも異質で掴みにくい思想と思う。

著者は、
老子に馴染むずっと以前に長野県の伊那谷に別宅を作って、
そこで暮らした四季の生活を「谷の四季」に綴り、
その後編集者の勧めで翻訳した老子と、
自らの伊那谷での生活が融けあい始めて、
それが「伊那谷の『老子』」となったのだというが、
著者の生活のスタンスは老子を語るにまさに相応しく、
その教えがすっと入ってくるような気がする。

第8章「上善如水・・・」〜「何よりもすすめたいのは 「水のようにあれ」ということだ。
 水はあらゆるものに命をあたえる。
 養ってくれる、
そんな 大変な力をもっているのに 争わないのだ。
 人のいやがる低いところにも 流れこんでゆく。
そして タオにつながる人もまた、
水に似て 低いところを好む。
 心を求めるときは 最も深いところを喜ぶ。
(中略)こうした人の生き方を貫くのは何か それは、
 争わないということだ〜水のように。
 だから誰の非難もこうむらない」
老子の教えを、
加島氏が代って説いてくれているような本である。

(2015年6月了)
伊那谷の老子 (朝日文庫)

その他の感想

簡単に美味しかったです
イメージ通り^^
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なんでもっと良いタイトルをつけなかったんだろう。
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2012年夏用に買うなら新型を
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