キャー！に爆笑

ライアン・ゴズリングといえば、
ドライヴはじめ寡黙な社会のはみ出し者が似合う役者というイメージがありましたが、
新境地を開拓したな…と思える本作。
妙に高い声で大の大人にあるまじき「キャー！」と悲鳴をあげるシークエンス、
いままで数多くの映画を観てきましたが、
あんな笑える暴力シーンは記憶にありません。
そこだけ何度も爆笑しながら見返してしまうほどでした。

ラッセル・クロウという名優の存在を食ってしまうほどに圧倒的なウザさを醸し出すライアン・ゴズリングの存在感、
随所にちりばめられたブラックなコメディ要素、
正直シェーン・ブラック作品の中で一番のお気に入りになりました。