私たち人間は、何を望みたいのか?
 ほぼ当たり前の内容かと思いますが、
常識として皆が持っているかというとそうでも無いでしょう。
著者は、
人間が世界観(規範/価値観、
宗教、
イデオロギー)を共有できるようになった認識革命を7万年前としてます。
この世界観が、
人間どうしを協力させ、
一種のミームとして人間を操るようになったが、
それが個々の人間の幸せに繋がっているかは別、
というのもそのとおりかと思います。


小生の印象に残った点は以下です。

・農業革命という世界観では、
実は個々の人々の生活は狩猟生活に比べて苦しくなった。
ただし、
面積あたりの効率は上がり、
人間全体としては人口が増えた。

・16世紀の科学革命の本質は「無知の知」。
それまでの世界観は「何でも知っている。
先人が言ってないことはあるが、
それは重要でないからだ」だった。

・帝国とは、
異なる規範/価値観を束ねる概念。
「知らないことがある」という点で、
帝国と近代科学とは共通している。
帝国化によって、
自国の住人殺戮は起きるが、
それでも殺人/争いで死ぬ人の割合は実は減っている。

・人間至上主義には「自由中心」「平等中心」「優生中心(ナチス等)」の3種ある。

・セロトニン、
ドーパミン、
オキシトシン等が、
生化学的な幸せの本質。
ただし、
長くは続かせない(食べ物も食べなくなってしまう)。
薬を飲んで幸せになる、
ハックスリーの『素晴らしい新世界』が典型。

・仏教は、
「幸せは、
外の環境だけではなく、
自分の感情とも関係ない」という宗教。


 世界感がミームであると認識できた今日、
本書は、
「私たち人間は、
何を望みたいのか?」という問いで終わります。
たかが世界観、
されど世界観。
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

その他の感想

加工して使っています。
テニスが上手くなる
はぁ。
なぜだろう、ゾクゾクする!
問題ないと思う
至って普通のリムバンドです
日本語選べない。
USB3.0対応の可搬DVDドライブ
量は少ない。
野菜が想像以上においしいです。
配送の工夫をお願い致します。
デコに最適
思ったより効果が高くよかった
値段分の価値無し
ちょっとした工夫次第で、なかなか便利です。
待望の新版。
3本セットも売ってほしい
液状モニタ台以外の用途としても使える
ベビーフード付き??
バニラ湿布風味の炭酸
彼女の為に買った
造りも良く欧州車に最適
説明不足!
毎朝の習慣に
孫が満足!
にわかで遊ぶには十分です。
【冨樫のインタビューより】漫画の歴史に残るであろう暗黒大陸編。
しめつけられない!
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