現代日本人の教養

現代日本に生きるものとして、
読んでおく必要があろう。

「少子高齢化」こそが現代の日本が抱える最大の問題である。

よく言われるように、

「現役世代何人で老人何人を支えなければならない」
などという単純な話ではない。

本書を読んで湧いてくるのは、
ただただ危機感のみである。

このままいくと、
至るところで現在の社会システムが崩壊することを
本書は「未来の年表」という形で指摘している。

医療、
教育、
労働、
国防、
どれもが崩壊の危機にあり、

それは日本国自体の崩壊の危機を意味している。


本書を読むことで、
現在、
安倍政権が進めようとしている、

「働き方改革」「少子高齢化対策」の重要性を理解することができるであろう。

少子高齢化は待ったなしで進行する。

今のうちに手を打たなければ、
日本に未来はない。

日本人として、
社会人として、
そんな危機感を持っていきたい。