前作よりも…

正直に言って今回のアルバムは個人的には近年のアルバムの中で1番ハマれなかったです。


「Love Place」「with LOVE」「Just LOVE」とクオリティーの高いアルバムが続いてたので今回も期待大でしたが、
それらのアルバムと比べるとアルバム曲のクオリティーが今ひとつだと感じます。


いつもepilogueの一つ前にはアルバムの世界観を総括するようなラスト曲がありますが、
今回はそれも「LOVE」というアルバムタイトルにも今まで使われ続けた単語がタイトルにも関わらず何だかとても軽いし、
ラスト曲でやっと過去のアルバムで言えば中盤に入ってそうなクオリティーの曲。


とは言え、
コンセプトが「いいね！」らしいのでこの軽さはあえてなのかもしれないですね。


更に前作「Just LOVE」収録され、
「Dear Bride」のカップリングに収録された「君が好き」のリアレンジバージョンもはいってましたが、
これを入れるなら新曲入れてよって思いました。

オリジナルアルバムに2作連続で同じ曲が入るって…

そんな中でも「We’re the miracles」はカッコよさと西野カナのガーリーでキュートな部分が上手く調和してノリも良いのでとても気に入った曲でした。
次点で「Happy Time」もサビが2段階あるような曲でおもしろい曲でした。


あとはシングル曲に関しては「手をつなぐ理由」以外はとてもキャッチーでお気に入りです。

「手をつなぐ理由」はシングル曲にしてはインパクト弱いですが、
これがアルバム曲だったらかなり隠れた名作になってたと思います。


良盤の連続や10周年ということもあり、
大きく期待しすぎてた部分があったので少し今回のアルバムは個人的には微妙でした。


次のアルバムに期待します。