著者独自の世界観を知ることができる良書
歴史の枠にはまらない、
たいへん読みごたえのある本。
人類の今がどのような過程で作られ、
今後の可能性を考えることができる。


1. 歴史を見る際の一つの視点を提供してくれる
認知革命、
農業革命、
科学革命をターニングポイントとする考え方は興味深い。
特に認知革命の視点が自分には新鮮だった。
認知革命で人類が獲得した「虚構を信じる力」の有無がホモ・サピエンスと他の人類との道を分けた、
という視点は新鮮で、
この部分だけで自分には十分に読む価値があった。

歴史の見方という点では、
ホモ・サピエンスの歴史は統一に向かっているという著者の考え方にはなるほどと感じた。
核兵器の存在、
経済的な分業・相互依存があるため、
一国が独自の考え方で政策を遂行するという19世紀的な考え方から人類は卒業せざるを得ない。


2. 今まで問いの必要などないと考えていた問いをあらためて提示してくれる
農業革命で生産量が増え、
狩猟採集から定住に移行したことの良し悪しを著者は論じている。
確かに、
自然の中で自分の能力で生き抜く力は狩猟採集生活における方がはるかに高い水準のものを要求される。
今はホモ・サピエンス全員が分業の輪の中にはまっているので、
他人が提供するモノ・サービスがないと生きるのは不可能だ。
また、
主食を穀物にし、
耕作地の近くに集団で定住すると、
飢饉・疫病などのリスクに直面する。
これは狩猟採集時代には人類が直面しなかったリスク。
教科書的には狩猟採集から農耕への移行は良いことだが、
本書を読むと今までのホモ・サピエンスの歴史は幸せなものだったのか疑問が生じてしまう。

また、
人類の大集団を一つにまとめる道具として本書で指摘されているのが、
貨幣・帝国・宗教。
これらは自明なものではなく、
集団をまとめるための普遍的な秩序である、
と述べている。
今の人類の行動の根底にあるものも、
考えてみれば、
この三つに行き着くのではないかと考えた。


3. 歴史を考える際のフレームワーク(仮説)を提示してくれる
サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

その他の感想

想像よりもデカかった
ない
よくまとめられた内容でした
これはジョギングのお供に使える
寒さ対策
あっさりした外観
再インストール回数制限?
運が悪かったのか
カンフー・パンダ3
浸透が凄い
向きが変えられてちょっとだけ便利。
すばらしい!!!!
でかいけどおしゃれ
他のサイトで購入。
ゲームではないです。
コミックに最適
セラミックが油が要らないフライパンと・・・
お肌モチモチ
圧抜きをしてから注ぎましょう
熟練の域から新境地へ
色温度で選びました
効かないし臭いです。
キズ有り。
スイッチのフタが割れやすい
お気に入りの逸品
むくみ解消に
子供に買ってあげました
みごとな入門書
薄いかも
戻る