ルールとマニュアルは違う。それならルールはどうやって作る？

本書に書かれている事は、

一部抜粋すると、
「シンプルなルール」にしたがうとーー起業家は、
上昇気流に乗るチャンスをつかむことができる。
ダイエットで失敗しがちな人が、
間食の誘惑に耐える事が出来る。
医療現場では、
瞬時に適切な判断をくだすことができる。
アーティストは、
個性を生かした、
クリエイティブな作品を作り上げる事が出来る。
企業・非営利団体・劇団などは、
一致団結して同じ目標に向かう事が出来る。

ということだ。

その例と、
そのためのルールはどう作ったらいいのかということが書かれていて、
いちいち納得のいくものであった。

ルールとマニュアルは違う。

マニュアルは複雑であっても細かいほうがいい場合もあるが、
ルールはシンプルなほうがいい。

ロックバンドのアルバム制作にもシンプルルールが役に立っているという例には驚きだった。
確かに人は制約があることによって創造性が発揮される場面というものがあるということに改めて気づく。

仕事効率化に役立てたいと思って手に取る人が多いだろうとが、
人間関係であれ、
お金の事であれ、
問題のあるところには「シンプルルール」を作ってみたら、
問題解決したり、
もしくは問題から自分が自由になれるだろうと感じた。

もちろん、
決めたルールは守り、
それに従って行動することが前提で。