神回

毎号購入していますが、
思わずレビューしたくなるほどの、
気合の入ったいい巻だったと思います。

25周年記念回ゆえ、
ボリュームとしてはインタビュー記事＞ファッション記事で、
日経WOMANぽさはいなめません。
が、
活躍している著名人女性（少しですが男性も）への豊富なインタビュー記事が素晴らしかったです。
Oggiのお仕事インタビューはいつも得るものが多いですが、
編集者の質問がうまいのでしょう。

特に、
小池百合子氏のインタビューでは、
彼女への印象が変わりました。
読者にむけた「30代でしておきたいことリスト」に『結婚・出産にトライする』と書かれていて、
どんな古典的セクハラかと身構えましたが、
「（自分の仕事が）フリーランスだったので出産・育児で仕事がなくなることを恐れていた…そうこうしているうちに時間が過ぎ、
子宮筋腫で子宮を摘出することになってしまって、
…悔しかったです。
だからみなさんには、
仕事でも結婚でも出産でも、
やりたいことは欲張ってほしい。
宝くじは買わないと当たらないし、
『仕方ない』とあきらめるのに30代は若すぎる」とのこと。

高橋尚子さん、
阿川佐和子さんを始め、
それぞれの女性が、
それぞれの人生観をナイーブに語っていて、
大変読みごたえがありました。


さて、
Oggiのファッションセンスは抜群だとは思っているのですが、
ただ、
働く女性向けにしても、
服の単価はもう少し抑えてほしいかなーとは感じますね…69000円の靴とか44000円のピアスとかが、
普段使いの着回し特集に出てきてもね…貯金しない人ならいいですけどね。

あとOggiは、
秋から冬にかけて辛口に偏る傾向があるのですが、
もう少し上品で甘めの…ピンクベージュやラベンダーも着回しに入れてほしいです。
雑誌を参考に服を選ぶと、
クローゼット内が白・黒・グレー・ベージュばかりの同じ印象になってしまって。

とはいえ、
いつも参考にさせてもらってますし、
連載記事も毎回熟読しています。

編集部の中の人たちはネットのレビューなんて見ていないと思いますが、
これからも応援しています。