「二番煎じ」はないでしょう(笑) 純粋に面白いですよ
10巻だけの感想ではありませんが、
久々にのめり込んで読める作品に出合った気分です。

絵はどんどんうまくなるし、
演出もキャラクターもかなり好きなタイプです。

現在はいったん完結して続編に移っていますが、
主人公の持つ食べることが罪であるという重い条件を
読者に納得のいく形で昇華させることができたら、
間違いなく漫画史に残る名作になると思います。


寄生獣に設定・展開がそっくりというコメントもありますが、

似ているのは設定というよりアイデアですね。

寄生獣も、
言ってよければ「遊星からの物体X」等と同じようなアイデアを持っていますし、

人間がより強い敵によって捕食・殺害されるという部分では、
吸血鬼などの古典ホラーの血脈と言えます。


法的に見るとアイデアは創作とは認められないようですが、

最初にひらめいたアイデア、
つまり発想をどう料理するかが作者の力量であって、

例え発想が同じであったとしても、
その料理の仕方でドラマ性やテーマの扱いに違いが出るものです。

そうしたものの全体から浮かび上がってくるのが作家性というものでしょう。


作品全体を通してみれば、
寄生獣もこの作品も古典ホラーに共通する発想は共にあるものの、

寄生生物との対話や、
寄生による影響で脳や認識に異常が出てくる中、
人間性をどのように保持するか、

また寄生生物がそれを理解するのかどうかというテーマが寄生獣にはある一方で、

東京喰種では臓器移植による身体の異常がまずあって、
主人公の脳や認識には大きな変化がなく、
本人の「体験」が自己改変のトリガーとなっている点と、

認識に変化がない、
つまり人間性を保持し続けたまま人間を捕食しなければならないという基本条件をどうするかという点が違いますし、

天敵側の存在理由よりも、
天敵と人間の「橋渡し」が前面に出るテーマになっているところでも違いは大きいと思います。

また人間を捕食する存在の集団と、
それに抵抗する人間の集団が物語中に出てくるのは、

「理解・共存できるか」というテーマを漫画的に処理するには有効でしょう。
東京喰種トーキョーグール リマスター版 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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