良くも悪くも完璧すぎる

この改訂版、
非常に好みが別れると思います
その理由はタイトルにも書かせてもらいましたが "完璧すぎる” からです。


この本、
恐らく一問一答系の問題集の中でも
網羅性はトップレベルです。


が、
それが活きるのは完璧にすればの話です

ネットからは伝わりづらいと思いますが、

改訂版となって掲載量は大幅に増えました
実際に手にとってみれば分かると思いますが
かなり改訂前とは比べものにならない情報量です。

改訂前は297P、
☆3 945個 ☆2 361個
☆1 889個 ☆0 612個 です。


これでいかに改訂版での増量がすごいか分かると思います

はっきり言います 使い勝手や細かい配慮などを見れば改訂版が上です
(やはり答えが赤シートで隠れた方が使いやすいですからね)
が、
その量をこなす時間対効率を考えれば評価としては使う人を選ぶ問題集と言えます

自分は改訂前のものを10月から使い始めて
約3ヶ月で偏差値52から昨年のセンター本番で満点を取れました。

網羅性で言えば改訂前でもセンターやMARCHまでの私大で7割程度を狙う人には充分です

この改訂版はMARCH以上の私大で日本史8割以上を狙うような、
日本史にある程度の比重を置いている受験生が適してると思います

この量の問題集をこなすのであれば、

夏休み前から取り組むことを強く進めます
かつ、
センターのみ日本史を使うのであれば
この問題集は不適です

逆に、
根気がある人が使いこなせば怖いものはないです