終わりをもって始まりとする。

俺修羅のコンプリートブックです。
内容は

　・キャラクター紹介
　・エピソード紹介1
　・『俺修羅』設定資料集
　・『俺修羅』スタッフインタビュー
　・エピソード紹介2
　・メディアミックス紹介
　・スタッフリスト

であります。
1人1ページ程ですが、
声優さんのインタビューもあります。

とてもオーソドックスな作りじゃないかと思います。


意外に良かったと感じたのが、
オープニングとエンディングのダイジェストです。

オープニングでのグラビア撮影のようなヒロイン達のかわいらしい仕草を、
じっくりと鑑賞することが出来ます。

エンディングでの、
メルヘンのようなヒロイン達の幻想的な夢姿を、
ゆっくりと愛でることが出来ます。


またシリーズ構成の浦畑さんのインタビューは、
この作品を理解する上で、
とても
参考になります。


アニメの俺修羅は、
ラストの話をもって、
ようやく鋭太が自分をめぐる恋の物語
であることを認識するわけです。
そこまでが壮大なプロローグであり、
終わりをもって
始まりとするという、
すごくきれいな締め方をしています。


そういった構成や監督の演出などもあって、
この作品はハーレム物でありながら、

「すごく嫌味のない作品」に仕上がっていたんだな、
とそう思いました。