サイボーグ化する東田君

　まともな店員のいないワグナリア。
主人公の東田君はまたもバレンタインチョコレートの悲劇に見舞われ、
人格崩壊が進み最早サイボーグと言われる始末。
この巻では、
諸悪の根源、
極悪チョコレート制作者の繊細さの欠片もない料理研究家である宮越さんの母親が登場。
東田君は「うちの娘を嫁にどうぞ」と言われ、
また霊媒師の村主さんの母親は何故か足立君に不気味なプレッシャーを掛けます。
一方、
鬼畜の鎌倉さんは日本刀を持ち始めるという、
カオスな世界が更に広がっていきます。
まだこれでも助走段階ですが、
この巻で全てフラグが立っています。
・・・・・が、
次巻では更に・・・・・。

　今回の特典はドラマＣＤと作者の描き下ろし漫画が６ページ収録されています。
残念なのは、
犬組ワーキングで収録されていたキャラクターコメンタリーがこの猫組シリーズでは無く、
ちょっと手抜きなになっていること。
ＣＤドラマよりこちらを収録して欲しかった。
余談ですが、
オープニングの鎌倉さんのぐねぐねポーズが可愛らしいことと、
健気な永田さんの片思いが何とも切ないですね。