僕たちはまだ何も知らない――
1巻のレビューにも書いたように一気に最新刊まで購入してしまった。

ここでは3巻の感想を述べる。


リバイバルという能力を持ってすれば、
いかなる問題も解決できるように見える。
もちろん迷宮入りの事件であるとはいえ、
こちらには多少の知識と、
それから大人としての思考力がある。
起きた後の捜査は難しいが、
被害者が誰なのかを知った上でなら、
事件の予防はお手のものに思えるのも当然だろう。
その発想のままに行動し、
名誉の誕生日を迎えたはずの悟の行動は確かに成功していたに見えたが、
幸せな翌日は訪れなかった。


絶望の中で未来へ戻った悟の境遇もまた絶望的である。
母親は死に、
犯人の疑惑が最高潮の状態で逃亡せざるを得なかった。
ピザ屋の店長にも手を回され絶体絶命の状態で、
ただ「信じたいから信じる」という愛梨の信念が光った。
なぜ愛梨はそこまで自分にかけてくれるのか。
それはお父さんの事件の後悔からだと彼女は語る。
彼女にとっては大きな要素でも、
それは読者である私たちにとっては物語と関係のない些細な要素に思えるし、
続刊を読んでも隠れた目的や理由があったという話にはならない。
しかし、
それは愛梨が昭和63年の悪夢と切り離されたところで悟に寄り添ってくれていることを意味する。
率直にいえば、
リバイバルという能力などよりも、
愛梨という存在がいることが奇跡なのだ。
その奇跡に支えられ、
いま一度、
悟は昭和の時代へと舞い戻る。


何回か繰り返す事それ自体を繰り返せねばならないのだ。
知らないことを知るためにも、
忘れていたことを思い出すためにも。
僕だけがいない街(3) (角川コミックス・エース)

その他の感想

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さすが純正用品
表層的
一度はまじめに読んでおこうと思ったので
すばやく消臭
身体に密着しない
蓋がすぐカパカパになった
万人に読んでほしい
良い色です
「天の理に沿う」購入して大変良かったです。
誰も語れなかった沖縄の真実 から内容を一部更新した内容です
予想以上に良いですね。
軽い!小さい!
Goodです!
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