大航海時代に始まるグローバル化をマクロ・ミクロの両極面で追っている
大航海時代に始まり、
世界が1つになり始めたときに何が起きたか。
本書はタイトルに「経済」とあるが、
単に商品(金、
銀、
砂糖、
綿、
etc.)の移動だけでなく、
需要の発生した背景や、
供給側の実情まで深掘りした歴史書である。


株式会社の始まりと習った東インド会社や西インド会社がほとんど国営企業だった実態から、
奴隷商だったロビンソン・クルーソーなど、
表層的な歴史の授業からは、
異なった認識を持っていたことに気付かされる。
西欧の需要を満たすため始まった新大陸の制覇や植民地政策、
奴隷制度は、
まさにグローバル化の負の側面であるが、
その細かく描画された実態は想像を絶する(当時の奴隷は、
1日5000kcalの食事をとっても痩せていったという事実は、
ただただ驚愕するばかり)。


今日では普段何気なく口にする砂糖やコーヒー、
じゃがいもといったものが、
どのように生まれてきたか、
当時の人々の意識(特に、
じゃがいもは、
高地でも育ち高カロリーだったため重宝されたが、
当初は奴隷食だったため市民からは敬遠されたとのこと)を知ることで、
また違った認識を持つだろう。


歴史から今日に至る身の回りの品まで繋がったストーリーとなっており、
非常に興味深い1冊だった。
グローバル経済の誕生: 貿易が作り変えたこの世界 (単行本)

その他の感想

お買い得&内容も満足
手帳型は初めてですが
丁寧な作りのマージャン牌 水仙
Midnight Sun
ただのカップですが…
初めて買いました
シンプルでわかりやすい。カクテルを学び始めたい方にオススメ
素朴な甘さの秋の味覚
お得じゃない
久しぶりに・・・。
フィギアが豊富で6歳の娘が楽しそうに遊んでいます。
美味しいですね☆
ウチワが安物すぎる
泥棒ぶりがパワーアップ
異世界トリップ
息子のご褒美として購入
厚みがあってちょうどいいサイズ
運は常に、備えを怠らなかった人に味方する
内田篤人の四年間
製品の個体差が激しく寸法もでていません
多数の要素が混乱を招く良作
品質には問題無し
偏ったリサーチしかしていない
単純にかっこいいです
最初のきたりえとれなのページがない!
彼女が確かに生きていた証です。
ちょっと座るには最適ですよ。
使いやすいですが・・・
イイね!
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